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 現代は、過去の歴史上一番自由な時代と言われております。特に日本においては、戦後、平和な社会と高度成長期によって豊かな「もの」に恵まれ、大きな貧富の格差も なくなり、中間層があふれ、平等感がうまれ、言論の自由、職業の選択の自由も生じてきました。
 それはいろいろな選択肢が存在し、心の余裕も生じてくるのですが、同時に迷いも生じるということでもあります。また価値観も多様化し人と人の間に軋轢が生じることも当然出てきます。自由であるが故に生きにくい時代であるとも言えます。
 心理的側面から見れば意識が過剰になってきている時代だと言えます。昔のように大自然の大きく広い、おおらかで、のんびりした生活サイクルと比べて、現代は複雑化、スピード化が著しく増大して、効率化への合理的思考が能力の指標となり、目標への到達プロセスができるかぎり省かれ、インプットからアウトプットへの素早い転換がゴールイメージとして描かれてしまうのです。
 それは統計処理としてはベストかもしれないが、人の人生の処理となるとあまりにも機械的で無機的なプロセスで、心はますます空虚感に陥り、生き方が刹那主義となってしまうわけです。つまり根を張る場が無いということなのです。

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 したがって、家族はバラバラで、親子関係、夫婦間においても同じです。冷たい風が吹いている。つまり、人間関係が根底から揺らいでいると言えるでしょう。それは漂流している根無し草のようで重心がなく、未来への希望が持てない状態と言えます。
 とても孤独で耐えられるものではありません。このコーナーでは、癒やしの場として自らが本当に根付くことができるものを探し求める場を皆様に提供させていただきたいと願っております。